独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は10月15日、NetCommonsプロジェクトが提供する「NetCommons3」にクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSS v3によるBase Scoreは6.1。早稲田大学の笹崎寿貴氏が報告を行った。「NetCommons3.2.2 およびそれ以前の NetCommons3.x系」には、XSSの脆弱性(CVE-2019-6018)が存在する。この脆弱性が悪用されると、当該製品を使用しているユーザのWebブラウザ上で任意のスクリプトを実行される可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。
米国防総省がサプライチェーン保護のセキュリティ認証公開 ほか ~ 2019 年 9 月のふりかえり [Scan PREMIUM Monthly Executive Summary]2019.10.3 Thu 8:15