社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)は9月25日、6都県警察合同捜査本部(福岡県警察、警視庁、栃木県警察、鳥取県警察、熊本県警察、大分県警察)が9月24日、違法漫画リーディングサイト「漫画村」を通じて、漫画作品を権利者に無断で、すでに起訴されている男女3名と共謀の上公開していたとして、同サイトの首謀者とみられる男性を著作権法違反の疑いで逮捕したことを著作権侵害事件として発表した。今回逮捕された男性は、2018年5月に日本を出国し、その後フィリピン共和国内において所在が発覚した。現地当局は2019年7月7日、日本当局からの協力要請を受け男性を拘束していたところ、退去強制を経て帰国した9月24日、捜査本部により逮捕された。なお、2019年8月10日に同サイトの運営に深く携わっていた指示役とされる別の男性についても逮捕・起訴されている。今回の首謀者とみられる男性の逮捕により、漫画村をめぐる著作権法違反事件としてすでに4名が逮捕(うち3名は起訴)されている。