業務用ノートパソコン1台を遺失、遠隔操作でパスワードを複雑化(ゼットン) | ScanNetSecurity
2024.03.29(金)

業務用ノートパソコン1台を遺失、遠隔操作でパスワードを複雑化(ゼットン)

飲食店等の経営や開発、コンサルティングを行う株式会社ゼットンは9月6日、同社社員が業務用ノートパソコン1台を遺失したことが判明したと発表した。

インシデント・事故 インシデント・情報漏えい
飲食店等の経営や開発、コンサルティングを行う株式会社ゼットンは9月6日、同社社員が業務用ノートパソコン1台を遺失したことが判明したと発表した。

これは8月30日午後9時頃に、当該社員が帰宅途中に立ち寄った小売店舗にて業務用ノートパソコン1台を遺失したというもので、遺失発覚後に同社では、当該端末のログインパスワードを遠隔操作で複雑化するとともに社内システム等へのアクセス権を遮断、当該店舗での監視カメラの確認など捜索を継続しているが発見には至っていない。

遺失したノートパソコンには、同社運営店舗のうち12店舗で2017年12月から2018年6月、2018年12月から2019年6月、2019年8月に予約依頼した顧客、他8店舗で上記期間内の数日から数ヶ月に予約依頼した顧客の個人情報が最大67,280件格納されており、氏名・企業名、電話番号、メールアドレスの全てまたは一部が含まれていた。なお、氏名は漢字が不明であるため、平仮名のみでかつ名字のみの登録が大半で、個々人のログイン情報やクレジットカードなどの決済情報は含まれていない。同社によると9月6日現在、第三者への個人情報の流出や不正使用の事実は確認されていないとのこと。

同社では今後、関係各所からの情報収集を行い当該端末の捜索を続行するとともに、業務用端末(持ち出し可能なパソコン等)の厳重な取り扱いの再徹底を行い再発防止に努めるとのこと。
《ScanNetSecurity》

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