GPSトラッカーに深刻な脆弱性、メーカーから回答なく注意喚起を発表(アバスト) | ScanNetSecurity
2019.11.23(土)

GPSトラッカーに深刻な脆弱性、メーカーから回答なく注意喚起を発表(アバスト)

アバストは、Shenzhen i365 Tech社のGPSトラッカー「T8 Mini」と同社製の約30機種について、セキュリティ上の深刻な脆弱性を発見したと発表した。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性
アバストは9月6日、Shenzhen i365 Tech社のGPSトラッカー「T8 Mini」と同社製の約30機種について、セキュリティ上の深刻な脆弱性を発見したと発表した。GPSトラッカーは、GPSで取得した位置情報をアップデートし、PCやスマートフォンなどからインターネットを経由して位置情報を表示、閲覧できるようにする端末。主に子供や高齢者、ペットや所有物の位置を把握するために活用されている。

今回アバストでは、「T8 Mini」を含む約30機種のShenzhen i365 Tech社製GPSトラッカーに脆弱性を発見した。リアルタイムの正確なGPS座標など、送信されたすべてのデータがクラウドに流出する可能性があり、また設計上の欠陥により、第三者が位置情報をのぞき見することや、マイクにアクセスして盗聴することも可能であった。

アプリへの製品登録には推測可能なIDと「12345」の初期パスワードが設定されており、通信は暗号化されない「HTTP」を使用していた。アバストでは十分に配慮したうえで、脆弱性の問題をメーカーに通達したが、一定期間を経ても返答が得られなかったため、これらのデバイスの使用の停止を強く推奨すると一般消費者に注意喚起するに至ったという。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

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