独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は9月2日、パナソニック株式会社が提供する映像セキュリティシステム向けの管理ソフトウェア「Video Insight VMS」にSQLインジェクションの脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSS v3によるBase Scoreは8.8。開発者が製品利用者への周知を目的にJPCERT/CCへ報告した。「Video Insight 7.3.2.5 VMS」には、SQLインジェクションの脆弱性(CVE-2019-5996)が存在する。この脆弱性が悪用されると、当該製品にログインしたユーザによって、データベースに対して任意のSQL文を実行される可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版にアップデートするよう呼びかけている。
Apache Tomcat の Windows 版において CGI のパラメータ処理の不備により遠隔から任意のコードが実行可能となる脆弱性(Scan Tech Report)2019.8.27 Tue 10:10