独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は8月26日、サイボウズ株式会社が提供するグループウェア「サイボウズ Garoon」にSQLインジェクションの脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSS v3によるBase Scoreは7.6。馬場将次氏が開発者へ報告を行い、開発者が製品利用者への周知を目的にJPCERT/CCへ報告した。「サイボウズ Garoon 4.0.0 から 4.10.3 まで」には、「ToDoリスト」ポートレットの処理が原因でSQLインジェクションの脆弱性(CVE-2019-5991)が存在する。この脆弱性が悪用されると、当該製品にログイン可能なユーザによって、データベース内の情報を取得されたり、改ざんされたりする可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとにパッチを適用するよう呼びかけている。
Microsoft Windows において AppXSvc での設定ファイルの取り扱い不備により任意のファイルのフルアクセス権限が取得可能となる脆弱性(Scan Tech Report)2019.8.7 Wed 8:30
中国セキュリティ企業、日本へのサイバー攻撃事例投稿ほか ~ 2019 年 7 月のふりかえり [Scan PREMIUM Monthly Executive Summary]2019.8.5 Mon 10:00