「Webmin」の脆弱性を標的としたアクセスが増加(警察庁) | ScanNetSecurity
2024.03.29(金)

「Webmin」の脆弱性を標的としたアクセスが増加(警察庁)

警察庁は、「Webminの脆弱性(CVE-2019-15107)を標的としたアクセスの観測について」を発表した。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性
警察庁は8月23日、「Webminの脆弱性(CVE-2019-15107)を標的としたアクセスの観測について」を発表した。Webminは、Linux等のUnixベースのOSの管理をWebブラウザで行うためのソフトウェア。同庁では8月中旬から、同脆弱性を標的としたアクセスを観測している。これらのアクセスは、対象サーバの稼働状況や脆弱性の有無の確認、脆弱性を悪用したコマンドの試行などとなっている。

同庁では対策として、Webminの利用者にバージョン確認の実施を呼びかけている。脆弱性のあるバージョンは、Webmin 1.882から1.921のバージョン。使用しているWebminのバージョンが脆弱性の影響を受けることが判明した場合には、開発元のWebサイトを参考に、Webminを最新のバージョンにアップデートするよう呼びかけている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×