独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は7月23日、Apple社が提供する複数の製品に脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。これはApple社がセキュリティアップデートを公開したことを受けたもの。影響を受けるシステムは次の通り。・iOS 12.4 より前のバージョン・tvOS 12.4 より前のバージョン・Safari 12.1.2 より前のバージョン・watchOS 5.3 より前のバージョン・macOS Mojave 10.14.6 より前のバージョン・High Sierra (Security Update 2019-004 未適用)・Sierra (Security Update 2019-004 未適用)これらの脆弱性が悪用された際の影響は脆弱性により異なるが、「任意のコード実行」「アクセス制限不備」「情報漏えい」「サービス運用妨害(DoS)」「情報改ざん」「権限昇格」「サンドボックス回避」の影響を受ける可能性がある。JVNでは、Apple社が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。