社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)は7月10日、6都県警察合同捜査本部(福岡県警察、警視庁、栃木県警察、鳥取県警察、熊本県警察、大分県警察)が同日、違法漫画リーディングサイト「漫画村」を通じて、漫画作品を権利者に無断で共謀の上公開していたとして、男女2名を著作権法違反の疑いで逮捕したことを著作権侵害事件として発表した。本件は、株式会社KADOKAWA、株式会社講談社、株式会社小学館、株式会社集英社、株式会社スクウェア・エニックスの5社がACCSを通じ、問題解決に向けて共同で取り組んできた。問題発覚当初から捜査機関と連携し、情報を提供するとともに捜査に必要となる関係書類の提出を行い、刑事告訴を行うなどの手続きを進めてきた。今回、捜査機関による地道な捜査が結実し、侵害行為者が特定されたことで逮捕に至った。サイト運営者の男性は逃亡先とみられるフィリピン国内において現地当局に拘束され、今後日本国内において逮捕される見通し。
ランサムウェアサービス提供者「Gandcrab」引退ほか ~ 2019 年 6 月のふりかえり [Scan PREMIUM Monthly Executive Summary]2019.7.3 Wed 8:15