独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は5月10日、株式会社クリエイトエス・ディーが提供するAndroidアプリ「クリエイトSD公式アプリ」に、アクセス制限不備の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSS v3によるBase Scoreは3.3。阿部則夫氏が報告を行った。Androidアプリ「クリエイトSD公式アプリ バージョン 1.0.2 およびそれ以前」には、Intentを使用してリクエストされたURLにアクセスする機能が原因でアクセス制限不備の脆弱性(CVE-2019-5955)が存在する。この脆弱性が悪用されると、遠隔の第三者によって、当該製品を経由し任意のWebサイトにアクセスさせられる、結果としてフィッシングなどの被害に遭う可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに、最新版へアップデートするよう呼びかけている。
WordPress のプラグイン Social Warfare において遠隔のファイルを読み込み任意のコードを実行されてしまう脆弱性(Scan Tech Report)2019.5.9 Thu 8:10