Scan PREMIUM Monthly Executive Summary 2019.4 | ScanNetSecurity
2024.04.20(土)

Scan PREMIUM Monthly Executive Summary 2019.4

先月は、Kaspersky 社の主催する SECURITY ANALYST SUMMIT がシンガポールで開催され、多くの注目すべき脅威情報が発表されました。中でも、新たな APT フレームワーク「 TajMahal 」は、技術的な観点以外でも謎めいており、注目が集まりました。

脆弱性と脅威 脅威動向
 大企業やグローバル企業、金融、社会インフラ、中央官公庁、ITプラットフォーマなどの組織で、情報システム部門や CSIRT、SOC、経営企画部門などで現場の運用管理や、各種責任者、事業部長、執行役員、取締役、またはセキュリティコンサルタントやリサーチャーに向けて、毎月第一営業日前後をめどに、前月に起こったセキュリティ重要事象のふり返りを行う際の参考資料として活用いただくことを目的に、株式会社サイント 代表取締役 兼 脅威分析統括責任者 岩井 博樹 氏の分析による「 Scan PREMIUM Monthly Executive Summary 」をお届けします。
※「●」印は特に重要な事象につけられています。

【1】前月総括

 4 月 1 日に新元号の発表、元号変更に伴ってのサイバー攻撃に関する注意喚起が一部でありましたが、それらに関連したサイバー攻撃のニュースは特にありませんでした。

 先月は、Kaspersky 社の主催する SECURITY ANALYST SUMMIT がシンガポールで開催され、多くの注目すべき脅威情報が発表されました。中でも、新たな APT フレームワーク「 TajMahal 」は、技術的な観点以外でも謎めいており、注目が集まりました。

《株式会社 サイント 代表取締役 兼 脅威分析統括責任者 岩井 博樹》

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