内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)は4月19日、「小さな中小企業とNPO向け情報セキュリティハンドブック」を公開したと発表した。NISCでは、一般国民向けに「インターネットの安全・安心ハンドブック」を公開しているが、今回公開したハンドブックは、特に小規模な事業者やセキュリティ担当者を置くことが難しい企業およびNPOにサイバーセキュリティをわかりやすく解説したものとなっている。サイバーセキュリティに関する必要性は感じていても、どこから取り組んでいいかわからないという人たちに重要性を理解してもらい、サイバーセキュリティを公衆衛生のレベルに高めることが狙いとしている。ハンドブックは6章構成となっており、全168ページ。PDFファイルのみの配布となっているが、自由な活用を目的として、依頼により印刷所用の版下データや画像データも提供するとしている。