株式会社ラックは3月20日、「セキュリティ診断レポート 2019 春」を公開した。同レポートは、同社が提供している診断サービスの結果を分析し、傾向や知見をまとめたもの。主にシステム担当者や情報セキュリティ担当者に向けた、リスク管理に役立つ内容となっている。レポートは、木村雅弘氏による「2020年に向け全員参加で取り組むIoTのサイバーセキュリティ対策」、小松奈央氏、篠原崇宏氏による「不正侵入につながる『IoT機器』の問題」、おすすめ情報「『IoTセキュリティ』ガイドライン5選」、山本精吾氏による「スマホアプリの半数で実害につながる問題点を検出」、吉田聡氏による「『サイバーセキュリティ対策の実効性を評価』ペネトレーションテスト活用例」という構成となっている。「不正侵入につながる『IoT機器』の問題」では、IoT機器のセキュリティリスクについて「デバッグ用の設定が有効になっている」「初期パスワードが変更不可」「基盤上のシリアルポートから侵入可能」の3つの問題点を挙げ、対策を紹介している。「『IoTセキュリティ』ガイドライン5選」では、「IoTセキュリティガイドライン ver1.0」「IoT開発におけるセキュリティ設計の手引き」「GSMA IoTセキュリティ・ガイドライン」「CCDS 製品分野別セキュリティガイドライン v2.0」「IoT Security Guideance」を挙げ、それぞれ解説を行っている。
Nagios XI において RSS 機能の実装不備と sudo 権限の設定不備を悪用して遠隔から管理者権限で任意のコードが実行可能となる脆弱性(Scan Tech Report)2019.3.11 Mon 8:10