独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は2月20日、MQTTプロトコル用のライブラリ「azure-umqtt-c」にDoSの脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSS v3によるBase Scoreは7.5。株式会社富士通研究所の坂口昌隆氏、野田敏達氏、兒島尚氏が報告を行った。「2017年10月06日より前に GitHub で公開されていた azure-umqtt-c のソース」には、サービス運用妨害(DoS)の脆弱性(CVE-2019-5917)が存在する。この脆弱性が悪用されると、第三者によりDoS攻撃を受ける可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。