1位から4位をマイニングマルウェアが占める--月例レポート(チェック・ポイント) | ScanNetSecurity
2024.03.19(火)

1位から4位をマイニングマルウェアが占める--月例レポート(チェック・ポイント)

チェック・ポイントは、2019年1月の「Global Threat Index(世界の脅威指標)」を発表した。

脆弱性と脅威 脅威動向
チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ株式会社(チェック・ポイント)は2月19日、2019年1月の「Global Threat Index(世界の脅威指標)」を発表した。レポートによると、Linuxサーバに感染し、マイニング・ツールのXMRigを拡散する新たなトロイの木馬「SpeakUp」が出現している。このマルウェアは、感染マシンに任意のペイロードをダウンロードして実行する機能を備えている。

1月のマルウェア・ファミリーの上位3種は、世界中の組織の12%に影響を与えた「Coinhive」、8%の組織に影響を与えた「XMRig」、6%の組織に影響を与えた「Cryptoloot」であった。上位10種のうち、1位から4位までをマイニング・ツールが占め、半数のマルウェアが感染マシンに別のマルウェアをダウンロードする機能を備えていた。

1月の脆弱性の上位3種は、Microsoft IIS WebDAVサービスのScStoragePathFromUrl関数のバッファ・オーバーフロー(CVE-2017-7269)、Webサーバ上のGitリポジトリにおける情報漏えいの脆弱性、OpenSSL TLS DTLS Heartbeatにおける情報漏えいの脆弱性(CVE-2014-0160、CVE-2014-0346)となった。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×