独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は1月25日、横河電機株式会社が提供する複数の製品のライセンスマネージャサービスに、アクセス制限不備の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSS v3によるBase Scoreは8.1。製品利用者への周知を目的に、開発者が報告を行った。影響を受けるシステムは次の通り。・CENTUM VP(R5.01.00 から R6.06.00 まで)・CENTUM VP Small(R5.01.00 から R6.06.00 まで)・CENTUM VP Basic(R5.01.00 から R6.06.00 まで)・ProSafe-RS(R3.01.00 から R4.04.00 まで)・PRM(R4.01.00 から R4.02.00 まで)・B/M9000 VP(R7.01.01 から R8.02.03 まで)これらの製品には、アクセス制限不備の脆弱性(CVE-2019-5909)が存在する。この脆弱性が悪用されると、遠隔の第三者によって、ライセンスマネージャサービスが動作するPCに対して、当該サービスを実行するシステム権限で、任意の場所にて任意のファイルを作成もしくは上書きされる可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに、最新版へのアップデートやパッチを適用するよう呼びかけている。
Adobe Flash Player において Use-After-Free の脆弱性により遠隔から任意のコードが実行されてしまう脆弱性(Scan Tech Report)2019.1.10 Thu 8:30