脆弱性診断士スキルマッププロジェクトは1月15日、「Webシステム/Webアプリケーションセキュリティ要件書 Ver.3.0」を公開したと発表した。3年ぶりの改定となるもので、同プロジェクトのサイトからWordおよびPDFでダウンロードできる。同プロジェクトは、特定非営利活動法人日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)の日本セキュリティオペレーション事業者協議会(ISOG-J)のセキュリティオペレーションガイドラインWG(WG1)とOWASP Japan主催の共同ワーキンググループ。同ドキュメントは、Webシステム/Webアプリケーションに関して一般的に盛り込むべきと考えられるセキュリティ要件を分かりやすくまとめたもの。開発言語やフレームワークなどに依存することなく利用できることも特長となっている。最新版では、OWASP Top 10 - 2017への対応をはじめ、最新の状況に合わせて項目を整理するとともに、見出しも分かりやすく変更した。また、要望の多かったチェックリスト形式のシートも公開した。これにより、開発するWebアプリケーションなどが本要件定義を満たしているかを確認しやすくなった。
Adobe Flash Player において Use-After-Free の脆弱性により遠隔から任意のコードが実行されてしまう脆弱性(Scan Tech Report)2019.1.10 Thu 8:30