Avastは1月8日、Avast脅威研究所の情報収集・分析に基づいて、2019年のセキュリティトレンドをまとめた「2019年版脅威予測レポート」を発表した。レポートでは、2019年に一般消費者に影響を与えると思われる主なセキュリティトレンドとして「敵対的AI攻撃の到来」「IoT脅威の高度化」「ルータ攻撃の進化」「モバイル脅威の進化」の4つを挙げている。サイバー攻撃者がAI生成コンテンツを使用し、AIによるセキュリティ対策を回避する攻撃を、Avastでは「DeepAttack」と呼んでいる。この攻撃は、すでに2018年から確認されているが、2019年にはAIによるソーシャル手法と対策を欺くアルゴリズムで、人とシステムの双方のチェックを回避するとしている。IoTは、急速な普及によりメーカーのセキュリティ対策がおろそかになっており、脆弱な状態にある。そこを狙うIoTマルウェアも高度に進化するとしている。ルータへの攻撃では、特定のWebページをモバイル端末で表示する際、感染したルータが悪意あるHTMLフレームを注入するなど、銀行口座の認証情報の窃盗を目的としたルータのハイジャックが増加すると予想している。