独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は12月25日、Arne Brachholdが提供するWordPress用プラグイン「Google XML Sitemaps」にクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSS v3によるBase Scoreは4.8。「Google XML Sitemaps Version 4.0.9 およびそれ以前」には、格納型のXSSの脆弱性(CVE-2018-16204)が存在する。この脆弱性が悪用されると、当該プラグインを使用している WordPress サイトを複数の管理者が共同管理している状況で、悪意を持った管理者が細工した入力を行うことで、他の管理者がプラグイン設定ページにアクセスした際にWebブラウザ上で任意のスクリプトを実行される可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。