パナソニック製Wi-Fi SDカードリーダーライターに複数の脆弱性(JVN) | ScanNetSecurity
2024.03.19(火)

パナソニック製Wi-Fi SDカードリーダーライターに複数の脆弱性(JVN)

IPAおよびJPCERT/CCは、パナソニックが提供するWi-Fi SDカードリーダーライター「BN-SDWBP3」に複数の脆弱性が存在すると「JVN」で発表した。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性
独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は11月20日、パナソニック株式会社が提供するWi-Fi SDカードリーダーライター「BN-SDWBP3」に複数の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSS v3による最大Base Scoreは8.8。三井物産セキュアディレクション株式会社の塚本泰三氏が報告を行った。

「BN-SDWBP3 ファームウェアバージョン 1.0.9 およびそれ以前」には、認証不備(CVE-2018-0676)、OSコマンドインジェクション(CVE-2018-0677)、バッファオーバーフロー(CVE-2018-0678)の脆弱性が存在する。これらの脆弱性が悪用されると、同一LAN内の当該製品に管理者権限でアクセス可能なユーザによって、任意のコードを実行されたり、サービス運用妨害(DoS)攻撃を受けたりする可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×