独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は11月20日、パナソニック株式会社が提供するWi-Fi SDカードリーダーライター「BN-SDWBP3」に複数の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSS v3による最大Base Scoreは8.8。三井物産セキュアディレクション株式会社の塚本泰三氏が報告を行った。「BN-SDWBP3 ファームウェアバージョン 1.0.9 およびそれ以前」には、認証不備(CVE-2018-0676)、OSコマンドインジェクション(CVE-2018-0677)、バッファオーバーフロー(CVE-2018-0678)の脆弱性が存在する。これらの脆弱性が悪用されると、同一LAN内の当該製品に管理者権限でアクセス可能なユーザによって、任意のコードを実行されたり、サービス運用妨害(DoS)攻撃を受けたりする可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。
VLC Media Player において mkv ファイルのパース処理におけるメモリ操作の不備に起因する Use-After-Free の脆弱性(Scan Tech Report)2018.10.23 Tue 8:30