イベント参加者約1,900名の個人情報が記録されたPC、無事に発見回収(朝日新聞社) | ScanNetSecurity
2024.04.27(土)

イベント参加者約1,900名の個人情報が記録されたPC、無事に発見回収(朝日新聞社)

株式会社朝日新聞社は11月13日、11月8日に公表した同社が運営に携わるイベントへの参加申込者の個人情報が保存されたノートパソコンを同社社員が紛失した件について、警視庁から当該PCが入った鞄が発見されたと連絡があったと発表した。

インシデント・事故 インシデント・情報漏えい
株式会社朝日新聞社は11月13日、11月8日に公表した同社が運営に携わるイベントへの参加申込者の個人情報が保存されたノートパソコンを同社社員が紛失した件について、警視庁から当該PCが入った鞄が発見されたと連絡があったと発表した。

これは11月6日朝に、当該社員が東京都内の電車内に鞄ごと置き忘れ捜索したが見つからず、11月8日昼に上司に報告し紛失が発覚したというもので、13日になって電車内の忘れ物として届け出があったことが判明。

置き忘れた鞄の中には、同社がニューヨーク・タイムズ社とともに11月9日に都内で開催した「朝日新聞×ニューヨーク・タイムズ提携90周年記念シンポジウム」参加申込者の個人情報(氏名、住所、メールアドレス、生年月日など)約1,900人分に加え、同社の記者腕章と当該社員の社員証も入っており、同社では悪用を懸念し警察に届け出を提出。また、イベント参加者に対しても個人情報を悪用した不審なメール等に注意するよう呼びかけていた。

発見されたPCを同社の情報セキュリティ部門で確認したところ、不正にアクセスされた痕跡は無く、同社の記者腕章と当該社員の社員証も回収されたとのこと。

同社では今後、再発防止のために関係者への調査を進め、管理体制の点検・整備に取り組む。
《ScanNetSecurity》

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