タオル販売「伊織ネットショップ」が改ざん被害、偽の入力画面からカード情報を詐取(伊織) | ScanNetSecurity
2020.03.31(火)

タオル販売「伊織ネットショップ」が改ざん被害、偽の入力画面からカード情報を詐取(伊織)

株式会社伊織は10月24日、同社が運営するタオル専門店「伊織ネットショップ」に対し外部から不正アクセスがあり、一部顧客のクレジットカード情報流出の可能性が判明したと発表した。

インシデント・事故 インシデント・情報漏えい
株式会社伊織は10月24日、同社が運営するタオル専門店「伊織ネットショップ」に対し外部から不正アクセスがあり、一部顧客のクレジットカード情報流出の可能性が判明したと発表した。

これは8月22日夕方に、同サイトにてフィッシングサイトへ移動する事象が確認され、同日中にカード決済を停止し第三者機関による調査を開始したというもの。

調査結果によると、インシデント発生時のアクセスログで2018年8月19日午後に、同サイトのシステムの一部の脆弱性を突いた第三者による侵入と、一部のページを改ざんされた履歴を確認。

同サイトの正常な注文の流れでは、支払方法選択後に注文内容確認画面が表示されカード情報入力画面に遷移するが、改ざん後は支払方法選択後に偽のカード入力画面が表示され、カード情報入力後に注文内容確認画面に遷移し、改めて正常なカード入力画面に移動し入力することになる。そのため2回カード情報を入力したユーザーは流出の可能性が極めて高い。

流出した可能性のあるのは、2018年5月8日から8月22日に同サイトで注文した顧客延べ2,145名のカード情報(会員名、番号、有効期限、セキュリティコード)。

偽のカード番号入力画面からの移入ログが確認できた2018年8月19日16時19分からカード決済を停止した8月22日18時37分に同サイトで注文した顧客は非常に高い確率でカード情報が流出した可能性がある。

また改ざんされたファイルに残された日付が2018年5月8日で、既にアクセスログに同日の記録が残っていないために問題がないと断定できず、リスクとして考えられる最大範囲の2018年5月8日から8月19日に同サイトで商品を購入した顧客のカード情報についても流出の可能性を否定できないとのこと。

なお店舗でカード決済した顧客についてはシステムが異なるために流出の可能性はない。同様に伊織の海外(英語)ネットショップへは不正アクセスがないためカード情報の流出はない。

同社では、該当期間に注文した顧客に電子メールにて別途報告予定。また8月23日には警察署に、調査終了後の10月23日には個人情報保護委員会にも報告済み。

調査結果を踏まえて、同社ではシステムのセキュリティ対策および監視体制の強化を実施し再発防止を図る。また同サイトでのクレジットカード決済の再開日については決定次第、改めて告知する。

また決済代行会社、カード会社と連係し取引のモニタリングを継続して実施し不正利用の防止に努める。
《ScanNetSecurity》

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