一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は10月26日、「Cisco Webex Meetings Desktop App および Cisco Webex Productivity Tools の脆弱性(CVE-2018-15442)に関する注意喚起」を発表した。これは、Ciscoが10月24日(米国時間)に発表したアドバイザリを受けたもの。JPCERT/CCでは、この脆弱性に関する実証コードが公開されていることを確認しているという。脆弱性の影響を受ける製品とバージョンは次の通り。Cisco Webex Meetings Desktop App 33.5.6 より前のバージョンCisco Webex Productivity Tools 32.6.0 から 33.0.5 まで (33.0.5 を除く)なお、同脆弱性は、Windows上でCisco Webex Meetings Desktop AppおよびCisco Webex Productivity Toolsを利用している場合にのみ影響を受ける。この脆弱性を悪用された場合、ローカルのユーザがシステム権限で任意のコマンドを実行する可能性があり、Ciscoは深刻度を「High」と評価している。Ciscoでは、脆弱性対策が行われた対応バージョンを提供しており、JPCERT/CCではアップデートを適用するよう呼びかけている。
VLC Media Player において mkv ファイルのパース処理におけるメモリ操作の不備に起因する Use-After-Free の脆弱性(Scan Tech Report)2018.10.23 Tue 8:30