独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は10月12日、「OpenAM(オープンソース版)」にセッション不備の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSS v3によるBase Scoreは5.0。オープンソース・ソリューション・テクノロジ株式会社の岩片靖氏が報告を行った。「OpenAM(オープンソース版)13.0 およびそれ以降」には、セッション不備の脆弱性(CVE-2018-0696)が存在する。この脆弱性が悪用されると、当該製品にログイン可能なユーザによって、秘密の質問(Security Questions)を書き換えられ、パスワードを変更される可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。