独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は10月11日、Metabase, Inc.が提供するOSSのデータ可視化ツール「Metabase」にクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSS v3によるBase Scoreは6.1。 株式会社STNetの渡邉優太氏が報告を行った。「Metabase バージョン 0.29.3 およびそれ以前」には、反射型のXSSの脆弱性(CVE-2018-0697)が存在する。この脆弱性が悪用されると、ユーザのWebブラウザ上で任意のスクリプトを実行される可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。