「サイボウズ Garoon」にサーバ上のファイルを改ざんされる脆弱性(JVN) | ScanNetSecurity
2024.03.19(火)

「サイボウズ Garoon」にサーバ上のファイルを改ざんされる脆弱性(JVN)

IPAおよびJPCERT/CCは、サイボウズが提供するグループウェア「サイボウズ Garoon」にディレクトリトラバーサルの脆弱性が存在すると「JVN」で発表した。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性
独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は9月10日、サイボウズ株式会社が提供するグループウェア「サイボウズ Garoon」にディレクトリトラバーサルの脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSS v3によるBase Scoreは6.4。製品利用者への周知を目的に開発者が報告した。

「サイボウズ Garoon 3.5.0 から 4.6.3 まで」には、セッション情報の処理に起因するディレクトリトラバーサルの脆弱性(CVE-2018-0673)が存在する。この脆弱性が悪用されると、当該製品にログインしたユーザによって、当該製品にログイン可能なユーザによって、サーバ上の任意のファイルを取得されたり改ざんされたりする可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとにパッチを適用するよう呼びかけている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×