独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は8月3日、株式会社WESEEKが提供する「GROWI」に複数のクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSS v3によるBase Scoreは6.4。情報科学専門学校の林義徳氏(CVE-2018-0652、CVE-2018-0653)、および西谷完太氏(CVE-2018-0654、CVE-2018-0655)が報告を行った。「GROWI v.3.1.11 およびそれ以前」には、格納型のXSSの脆弱性(CVE-2018-0652、CVE-2018-0653、CVE-2018-0655)および反射型のXSSの脆弱性(CVE-2018-0654)が存在する。この脆弱性が悪用されると、ユーザのWebブラウザ上で任意のスクリプトを実行される可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。
phpMyAdmin 4.8 系において Local File Inclusion により遠隔から任意のコードが実行可能となる脆弱性(Scan Tech Report)2018.7.23 Mon 8:30