脆弱性情報の登録状況、製品別ではQualcommのファームウェアが最多に(IPA) | ScanNetSecurity
2024.04.24(水)

脆弱性情報の登録状況、製品別ではQualcommのファームウェアが最多に(IPA)

IPAは、2018年第2四半期(4月から6月)における「脆弱性対策情報データベース『JVN iPedia』の登録状況」を発表した。

調査・レポート・白書・ガイドライン 調査・ホワイトペーパー
独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)は7月24日、2018年第2四半期(4月から6月)における「脆弱性対策情報データベース『JVN iPedia』の登録状況」を発表した。発表によると、同期間にJVN iPedia日本語版へ登録された脆弱性対策情報は3,757件で、累計登録件数が85,280件となった。内訳は、国内製品開発者から収集したもの3件(公開開始からの累計は201件)、JVNから収集したもの146件(累計8,099件)、NVDから収集したもの3,608件(累計76,980件)となっている。

また、件数が多かった脆弱性は、「CWE-119(バッファエラー)」514件、「CWE-79(クロスサイトスクリプティング:(XSS)」422件、「CWE-200(情報漏えい)」373件、「CWE-20(不適切な入力確認)」365件、「CWE-264(認可・権限・アクセス制御)」276件などとなっている。製品別登録状況では、「Qualcomm firmware (クアルコム)」268件、「Android (Google)」207件、「Debian GNU/Linux (Debian)」171件、「Foxit Reader (Foxit Software Inc)」94件、「Foxit PhantomPDF(Foxit Software Inc)」89件などが多かった。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×