独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は6月15日、Owenが提供するChrome拡張機能「5000兆円コンバーター」にクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSS v3によるBase Scoreは6.1さくらインターネット株式会社の関根隆信氏が報告を行った。「5000兆円コンバーター v1.0.6」には、XSSの脆弱性(CVE-2018-0612)が存在する。この脆弱性が悪用されると、ユーザのWebブラウザ上で任意のスクリプトを実行される可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。