株式会社FFRIは4月6日、法人向け次世代エンドポイントセキュリティ製品「FFRI yarai」に、組織や企業のインシデントレスポンス対策を支援するアドオン機能「FFRI yarai EDR(仮称)」を10月にリリースする予定であると発表した。これは、マルウェアの組織への侵入を完全防御することが難しくなってきていることや、IT人材不足の深刻化の影響も懸念されていることを受けたもの。「FFRI yarai EDR(仮称)」は、「脅威の検索、駆除、端末隔離」というシンプルな機能にフォーカスし、SOC等の大がかりな体制がない組織でも運用を可能にしている。また、純国産製品であるため、国内脅威のカバレッジを充実させたマルウェア脅威情報の提供も予定している。FFRI yaraiと組み合わせて利用することで、「防御(EPP)」と「検知・対応(EDR)」を合わせて実現、より高いセキュリティで企業・組織のインシデントレスポンスを支援する。