独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は3月8日、Soflyyが提供するWordPress用プラグイン「WP All Import」に複数のクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSS v3によるBase Scoreは6.1。ゲヒルン株式会社のマルダン ムイデン氏(CVE-2018-0546)、およびNTTコミュニケーションズ株式会社の東内裕二氏(CVE-2018-0547)が報告を行った。「WP All Import 3.4.6 より前のバージョン」には、ファイルアップロード機能に関するXSS(CVE-2018-0546)、「WP All Import 3.4.7 より前のバージョン」には、反射型のXSS(CVE-2018-0547)の脆弱性が存在する。この脆弱性が悪用されると、ユーザのWebブラウザ上で任意のスクリプトを実行される可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。
Microsoft Office Excel において COM オブジェクトを悪用して Lateral Movement が可能となる手法(Scan Tech Report)2018.2.26 Mon 8:30