ISMSと連携した、重要インフラおよびサプライヤー向けガイドライン公開(JASA) | ScanNetSecurity
2024.04.23(火)

ISMSと連携した、重要インフラおよびサプライヤー向けガイドライン公開(JASA)

JASAは、ISMSを適用している組織向けにサイバーセキュリティ対策を行うための2つのマネジメントガイドラインを公開したと発表した。

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特定非営利活動法人日本セキュリティ監査協会(JASA)は3月2日、ISMSを適用している組織向けにサイバーセキュリティ対策を行うための2つのマネジメントガイドラインを公開したと発表した。公開したのは、「サイバーセキュリティ対策マネジメントガイドライン」と、サプライヤーに求められる「管理された非格付け情報の保護対策マネジメントガイドライン」。

同ガイドラインは、世界的に用いられている米国政府の「重要インフラのサイバーセキュリティ対策向上のためのフレーム(Framework for Improving Critical Infrastructure Cybersecurity - NIST)」と、サプライヤー向けの「管理された非格付け情報の保護対策(NIST SP800-171 Protecting Controlled Unclassified Information in Nonfederal Information Systems and Organizations)」のそれぞれの基準と ISMSのための国際標準「ISO/IEC27001」および「ISO/IEC27002」とを各々比較し、ISMSに不足している、あるいはより明確にした方がいい内容を、ISOの規格に従って整理したもの。

サイバーセキュリティ対策や調達先として求められる非格付け情報の保護対策は、ISMSと連携して対応することで効率的に行えるとしている。ガイドラインはJASAのサイトから無償でダウンロードできる。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

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