独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は2月23日、Apache Software Foundationが提供する「Apache Tomcat」に複数の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。これは、The Apache Software Foundationから複数の脆弱性に対するアップデートが公開されたことを受けたもの。脆弱性と、その影響を受けるバージョンは次の通り。特定のURLパターンによるsecurity constraintが適切に設定されない問題(CVE-2018-1304)アノテーションによるServletのsecurity constraintが適切に設定されない問題(CVE-2018-1305)・Apache Tomcat 9.0.0.M1 から 9.0.4 まで・Apache Tomcat 8.5.0 から 8.5.27 まで・Apache Tomcat 8.0.0.RC1 から 8.0.49 まで・Apache Tomcat 7.0.0 から 7.0.84 までこれらの脆弱性により、遠隔の第三者によって機微な情報を取得される可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。最新版は以下の通り。・Apache Tomcat 9.0.5・Apache Tomcat 8.5.28・Apache Tomcat 8.0.50・Apache Tomcat 7.0.85
PHP の GD ライブラリの imagecreatefromgif 関数における値処理不備によりサービス不能攻撃が可能となる脆弱性(Scan Tech Report)2018.2.15 Thu 8:30