マカフィー株式会社は1月17日、2017年第3四半期の脅威レポートを発表した。2017年12月12日に米国で発表されたプレスリリースの抄訳として紹介している。McAfee Labsは、同四半期に世界中のさまざまな機関から263件のセキュリティ インシデントが発表されたことを確認した。これは前四半期から15%減少している。レポートでは、新たなマルウェアサンプルの数が1四半期としてはこれまでで最大となる5,760万件を記録した。これは1秒あたり7.2個の新しいサンプルを検知したことになる。また、不正なマクロを使った新しいファイルレスマルウェア、Lockyランサムウェアの新しい亜種である「Lukitus」、新種のバンキング型トロイの木馬である「TrickbotとEmotet」など、脅威の進化に注目している。さらに、2017年第1四半期にマイクロソフト社がパッチを配布しているにも関わらず、その脆弱性を悪用した脅威が非常に多く発生していることも確認された。
Oracle Weblogic Server の wls-wsat コンポーネントにおけるデシリアライゼーションの不備により遠隔から任意のコードが実行可能となる脆弱性(Scan Tech Report)2018.1.15 Mon 8:30