マイクロソフトのマルウェア対策エンジンに脆弱性、定例外の更新を公開(JPCERT/CC) | ScanNetSecurity
2024.03.29(金)

マイクロソフトのマルウェア対策エンジンに脆弱性、定例外の更新を公開(JPCERT/CC)

JPCERT/CCは、「Microsoft Malware Protection Engine のリモートでコードが実行される脆弱性(CVE-2017-11937)に関する注意喚起」を発表した。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性
一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は12月7日、「Microsoft Malware Protection Engine のリモートでコードが実行される脆弱性(CVE-2017-11937)に関する注意喚起」を発表した。これは、マイクロソフトが定例外のセキュリティ更新プログラムを公開したことを受けたもの。対象となる製品は次の通り。

・Windows Defender
・Microsoft Exchange Server 2016
・Windows Intune Endpoint Protection
・Microsoft Forefront Endpoint Protection 2010
・Microsoft Security Essentials
・Microsoft Exchange Server 2013
・Microsoft Endpoint Protection
・Microsoft Forefront Endpoint Protection

これらの製品に含まれる「Microsoft Malware Protection Engine」には、リモートから任意のコードを実行される脆弱性が存在する。なお、デスクトップ エクスペリエンス機能がインストールされていない場合、サポートされるバージョンのWindows Server 2008 R2を実行しているシステムは影響を受けないとのこと。マイクロソフトではこの脆弱性を「CVE-2017-11937」とし、修正プログラムを公開している。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×