一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は12月7日、「Microsoft Malware Protection Engine のリモートでコードが実行される脆弱性(CVE-2017-11937)に関する注意喚起」を発表した。これは、マイクロソフトが定例外のセキュリティ更新プログラムを公開したことを受けたもの。対象となる製品は次の通り。・Windows Defender・Microsoft Exchange Server 2016・Windows Intune Endpoint Protection・Microsoft Forefront Endpoint Protection 2010・Microsoft Security Essentials・Microsoft Exchange Server 2013・Microsoft Endpoint Protection・Microsoft Forefront Endpoint Protectionこれらの製品に含まれる「Microsoft Malware Protection Engine」には、リモートから任意のコードを実行される脆弱性が存在する。なお、デスクトップ エクスペリエンス機能がインストールされていない場合、サポートされるバージョンのWindows Server 2008 R2を実行しているシステムは影響を受けないとのこと。マイクロソフトではこの脆弱性を「CVE-2017-11937」とし、修正プログラムを公開している。