サプライチェーン攻撃、ハイエンドモバイルマルウェア、破壊型攻撃--2018年予測(カスペルスキー) | ScanNetSecurity
2024.05.01(水)

サプライチェーン攻撃、ハイエンドモバイルマルウェア、破壊型攻撃--2018年予測(カスペルスキー)

カスペルスキーは、同社のグローバル調査分析チーム(GReAT)による年次のサイバー脅威動向レポートにおいて、2018年のサイバー脅威の傾向と予測をまとめた。

調査・レポート・白書・ガイドライン 調査・ホワイトペーパー
株式会社カスペルスキーは11月30日、同社のグローバル調査分析チーム(GReAT)による年次のサイバー脅威動向レポートにおいて、2018年のサイバー脅威の傾向と予測をまとめた。Kaspersky Labが11月15日に発表したプレスリリースの抄訳として発表した。

2017年の予測の振り返りでは、「感染の兆候がほとんどない、受動的な埋め込み型マルウェアが流行し始める」「一過性の感染・メモリ常駐型マルウェア」「スパイ活動がモバイルを標的に」「金融システムへの攻撃の予測」「卑劣で嘘つきなランサムウェア」の予測が的中。一方、産業への脅威でICSへの攻撃は全体までには及ばなかった。

2018年の予測では、「サプライチェーン攻撃が増加する」「モバイルマルウェアがハイエンド化する」「破壊型攻撃が増え続ける」「偵察とプロファイリングを伴う攻撃が増加する」「OSとファームウェア間のブリッジを悪用する高度な攻撃が検出される」「ルータやモデムのハッキングが増加する」を挙げている。また産業界への脅威予測を、自動車業界、医療分野、金融サービス、産業用システム、仮想通貨でそれぞれ行っている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×