独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は11月14日、Elasticが提供するパケット解析ツール「Packetbeat」にDoSの脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSS v3による最大Base Scoreは5.3。福田鉄平氏が報告を行った。「Packetbeat 5.6.4 より前のバージョン」には、PostgreSQLハンドラが原因で、DoSの脆弱性(CVE-2017-11480)が存在する。この脆弱性が悪用されると、細工された不正なパケットを受信することでDoS攻撃を受ける可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。