デジタルアーツ株式会社は9月28日、企業・官公庁向けファイル暗号化・追跡ソリューション「FinalCode(ファイナルコード)」の自治体限定版に、総務省が推進するガイドライン「自治体情報システム強靱性向上モデル」に対応したLGWAN向けASPサービスを10月1日より提供開始すると発表した。ガイドラインでは、LGWAN環境のセキュリティを保つため、各自治体ではLGWAN接続系とインターネット接続系を分割するといった情報セキュリティ対策が急務としている。新たに提供する「FinalCode自治体限定版 for LGWANサービス」は、都道府県庁、市役所、町村役場をはじめとする公共団体の要件に合わせ、LGWAN接続系ネットワーク内のファイルを守ることに特化したサービス。管理者がファイルサーバ内のフォルダに自動暗号化を設定しておくことで、職員が保存したファイルを自動的に暗号化し、操作ログも収集する。万一、ファイルが組織外に流出しても、暗号化されているので情報漏えいを防ぐことができ、一方で「FinalCode」で暗号化したままやりとりができ、送付済ファイルの閲覧履歴の確認や不要なファイルのリモート削除も可能になる。