独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は8月25日、baserCMSユーザー会が提供するCMS「baserCMS」に複数の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSS v3によるBase Scoreは7.3。馬場将次氏が報告を行った。「baserCMS 3.0.14 およびそれ以前のバージョン」「baserCMS 4.0.5 およびそれ以前のバージョン」には、SQLインジェクション(CVE-2017-10842)、任意のファイル削除(CVE-2017-10843)、任意のPHPコード実行(CVE-2017-10844)の脆弱性が存在する。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。