「WebCalendar」に複数の脆弱性、最新版へのアップデートを呼びかけ(JVN) | ScanNetSecurity
2024.04.16(火)

「WebCalendar」に複数の脆弱性、最新版へのアップデートを呼びかけ(JVN)

IPAおよびJPCERT/CCは、k5n.usが提供する「WebCalendar」に複数の脆弱性が存在すると「JVN」で発表した。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性
独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は8月24日、k5n.usが提供する「WebCalendar」に複数の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSS v3による最大Base Scoreは6.1。CVE-2017-10841は浅井健氏、CVE-2017-10840は浅井健氏およびNTTコミュニケーションズ株式会社の東内裕二氏が報告を行った。

「WebCalendar 1.2.7 およびそれ以前」には、クロスサイトスクリプティング(CVE-2017-10840)、ディレクトリトラバーサル(CVE-2017-10841)の脆弱性が存在する。これらの脆弱性により、当該製品にログインしているユーザのWebブラウザ上で任意のスクリプトを実行される、あるいは当該製品に管理者としてログイン可能なユーザによって、サーバ上の任意のファイルへアクセスされる可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×