独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は8月24日、SEO Panelが提供する「SEO Panel」に複数の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSS v3による最大Base Scoreは6.3。浅井健氏が報告を行った。「SEO Panel 3.11.0 より前のバージョン」には、クロスサイトスクリプティング(CVE-2017-10838)、SQLインジェクション(CVE-2017-10839)の脆弱性が存在する。これらの脆弱性により、当該製品にログインしているユーザのWebブラウザ上で任意のスクリプトを実行される、あるいは当該製品にログイン可能なユーザによってデータベース内の情報を取得されたり改ざんされたりする可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。