独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は7月24日、複数の「WordPress」用プラグインの脆弱性について報告が行われていると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSS v3による最大Base Scoreは6.1。ともにクリス リュウ氏が報告を行った。SilkyPressが提供するWordPress用プラグイン「Simple Custom CSS and JS 3.4 より前のバージョン」および、Popup Makerが提供するWordPress用プラグイン「Popup Maker 1.6.5 より前のバージョン」には反射型のクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性(CVE-2017-2285、CVE-2017-2284)が存在する。これらの脆弱性が悪用されると、ユーザのWebブラウザ上で任意のスクリプトを実行される可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。