米Adobe Systems(アドビ)は7月11日(米国時間)、「Adobe Flash Player」のセキュリティアップデート(APSB17-21)を公開した。アップデートの対象となるのは、Windows版、Macintosh版、Linux版の「Adobe Flash Playerデスクトップランタイム 26.0.0.131およびそれ以前」、同「Google Chrome用Adobe Flash Player 26.0.0.131およびそれ以前」、Windows 10および8.1版の「Microsoft EdgeおよびInternet Explorer 11用のAdobe Flash Player 26.0.0.120および以前」などとなっている。このアップデートにより、CVEベースで3件の脆弱性に対応した。これらの脆弱性が悪用されると、システムをクラッシュされたり乗っ取られるなどの影響を受ける可能性がある。また、アドビでは本アップデートの優先度を3段階で最も高い「1」としてアナウンスしている(Linux版は「3」)。