独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は7月11日、Hikvision社のネットワークカメラ製品に複数の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSS v3による最大Base Scoreは10.0。「Hikvision製ネットワークカメラ」には、認証不備(CVE-2017-7921)、および設定ファイルにパスワードが直接記載されている(CVE-2017-7923)脆弱性が存在する。この脆弱性により、当該製品にアクセス可能な第三者により、管理者権限で任意の操作が行われる可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版にアップデートするよう呼びかけている。