重要なインシデントにつながる脆弱性に対する早期対策を呼びかけ(ラック) | ScanNetSecurity[国内最大級のサイバーセキュリティ専門ポータルサイト]
2017.11.20(月)

重要なインシデントにつながる脆弱性に対する早期対策を呼びかけ(ラック)

調査・レポート・白書 調査・ホワイトペーパー

株式会社ラックは7月4日、同社のセキュリティ監視センター「JSOC」によるセキュリティレポート「JSOC INSIGHT vol.16」を公開した。本レポートは、JSOCのセキュリティアナリストによる日々の分析結果に基づき、日本におけるセキュリティインシデントの発生傾向を分析したもの。

レポートによると、2017年1月から3月に発生した重要インシデント件数は、インターネットからの攻撃によるものが164件(前四半期は209件)、内部から発生したものが168件(同250件)であった。前者の減少は、DNS Amp攻撃の踏み台にされる可能性があると判断した重要インシデントが、大幅に減少したこと。後者の減少は、ET-Trojanの感染による重要インシデントが減少したことなどが要因であるとしている。

またレポートでは、注目のトピックとして「WordPress REST APIの脆弱性(CVE-2017-1001000)」「Apache Struts 2における任意コード実行の脆弱性(CVE-2017-5638/S2-045, S2-046)」「IIS 6.0のWebDAV機能における任意コード実行の脆弱性(CVE-2017-7269)」を取り上げ、被害状況や対策方法を紹介している。特に、IIS 6.0はMicrosoft社によるサポートが終了しており、今後新たな脆弱性が公開された際に修正プログラムのリリースが行われない可能性が高いと考えられるため、サポート対象範囲であるバージョンへのアップグレードによる対策を推奨している。
《吉澤 亨史》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

Scan BASIC 会員限定記事

もっと見る

Scan BASIC 会員限定記事特集をもっと見る

[Web小説] サイバー探偵 工藤伸治の事件簿サーガ (シーズン 1~6 第1話)

もっと見る

[Web小説] サイバー探偵 工藤伸治の事件簿サーガ (シーズン 1~6 第1話)特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

調査・レポート・白書 カテゴリの人気記事 MONTHLY ランキング

  1. 2016年の個人情報漏えい調査、件数の減少は小規模漏えいの非公表化か(JNSA)

    2016年の個人情報漏えい調査、件数の減少は小規模漏えいの非公表化か(JNSA)

  2. 最多脆弱性ブラウザはChrome、最もパッチが適用されていないブラウザは(フレクセラ)

    最多脆弱性ブラウザはChrome、最もパッチが適用されていないブラウザは(フレクセラ)

  3. 狙われるATM、ネットワーク感染やATMマルウェアの地下市場での販売を確認(トレンドマイクロ)

    狙われるATM、ネットワーク感染やATMマルウェアの地下市場での販売を確認(トレンドマイクロ)

  4. PCのWebカメラで覗き見される脅威は知りつつも、物理的対策は4割に満たず(Avast)

  5. セキュリティ関連機器・システム/サービス市場、需要のピークは2019年か(富士経済)

  6. 産業用制御システムでもランサムウェアを検知--上半期レポート(カスペルスキー)

  7. ランサムウェアの被害件数は前年から約3.5倍、検出台数は約9.8倍に(トレンドマイクロ)

  8. 文部科学省「教育情報セキュリティポリシーに関するガイドライン」策定のポイント(ALSI)

  9. 2016年の個人情報漏えい、「紛失・置き忘れ」原因が大きく後退(JNSA)

  10. IT予算に占める情報セキュリティ予算、割合は増加するも金額は減少(カスペルスキー)

全カテゴリランキング

特集

★★Scan PREMIUM 会員限定コンテンツにフルアクセスが可能となります★★
<b>★★Scan PREMIUM 会員限定コンテンツにフルアクセスが可能となります★★</b>

経営課題としてサイバーセキュリティに取り組む情報システム部門や、研究・開発・経営企画に携わる方へ向けた、創刊19年のセキュリティ情報サービス Scan PREMIUM を、貴社の事業リスク低減のためにご活用ください。

×