迷惑メールに悪用されたブランド、トップ3は「USPS」「Amazon」「FedEx」(エフセキュア) | ScanNetSecurity
2024.04.27(土)

迷惑メールに悪用されたブランド、トップ3は「USPS」「Amazon」「FedEx」(エフセキュア)

エフセキュアは、フィンランドF-Secureの研究所であるF-Secure Labsによる「2017年上半期に迷惑メールにより偽装されたトップ企業のリスト」を公開した。

調査・レポート・白書・ガイドライン 調査・ホワイトペーパー
エフセキュア株式会社は7月4日、フィンランドF-Secureの研究所であるF-Secure Labsによる「2017年上半期に迷惑メールにより偽装されたトップ企業のリスト」を公開した。同社では、企業規模が大きくなるほど関係者も多くなるため、迷惑メールの「おとり」にブランド名を使う攻撃者にとって、より魅力的になると指摘している。

リストは次の通り。

1. USPS
2. Amazon
3. FedEx
4. Apple
5. PayPal
6. Walgreens
7. Microsoft
8. Eharmony
9. Lyft
10. Facebook
11. Bank of America
12. Match.com

大手IT企業以外では、オンラインデート(Match.com)や金融(PayPal)などの特定の業種が上位となった。また、USPSやFedExのような配送サービスでは、荷物の配送通知がおとりとして使用されている。ドイツではGiropayとEbayが、北欧ではNordea Bank、Ikeaが頻繁に悪用されるという。そしてこれらは、マルウェア感染やクレジットカード情報などを盗もうとする。エフセキュアでは、こうした迷惑メールの脅威に対し、zipファイルの扱いに注意すること、jscriptの分離、Officeファイルのマクロの無効化などのヒントを挙げている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×