独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は6月20日、株式会社アイ・オー・データ機器が提供する複数のネットワークカメラ製品に、クロスサイトリクエストフォージェリ(CSRF)の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSS v3によるBase Scoreは7.1。三井物産セキュアディレクション株式会社の諌山貴由氏が報告を行った。影響を受ける製品は次の通り。・TS-WPTCAM ファームウェアバーション 1.19 およびそれ以前・TS-WPTCAM2 ファームウェアバーション 1.01 およびそれ以前・TS-PTCAM ファームウェアバーション 1.19 およびそれ以前・TS-PTCAM/POE ファームウェアバーション 1.19 およびそれ以前・TS-WLC2 ファームウェアバーション 1.19 およびそれ以前・TS-WLCE ファームウェアバーション 1.19 およびそれ以前・TS-WRLC ファームウェアバーション 1.19 およびそれ以前これらの製品には、CSRF(CVE-2017-2223)の脆弱性が存在する。この脆弱性により、当該製品にログインした状態のユーザが細工されたページにアクセスした場合、意図しない操作をさせられる可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。