独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は6月15日、Automattic Inc.が提供するWordPress用プラグイン「WP Job Manager」にアクセス制限不備の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSS v3によるBase Scoreは5.3。合同会社くまさんの熊谷克則氏が報告を行った。「WP Job Manager 1.26.2 より前のバージョン」には、アクセス制限不備の脆弱性が存在する。この脆弱性が悪用されると、リモートの第三者によって画像ファイルをアップロードされる可能性がある。なお、JPCERT/CCでは国内サイトにて本問題を悪用した改ざんに関する報告を複数受けているという。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。