●多数の国際大会で入賞2004 年にルイス氏が 24 歳で NSHC 社を創業すると、技術者である社員とともに世界各国のセキュリティカンファレンスのコンテストや CFP に応募、2008年の DEF CON CTF では 2 位の成績を収めている他、日本発の国際セキュリティカンファレンス CODEBLUE の Hack2Win では 2 年連続で入賞している。NSHC 社は現在、従業員数 100 名を超える規模に成長、2014 年には業容拡大のためシンガポールに拠点を構えたが、こうした技術力のアピールが功を奏し、創業以来一度もセールスや営業活動をしたことがないという。「自分から営業活動は一度もしたことがないですね。いつもお客様の方からお話をいただきます」と語る、本誌編集長 兼 株式会社トライコーダ代表取締役社長 上野宣の、余裕の笑みを彷彿とさせる。● ICS / SCADA カテゴリのトレーニングに特長6月下旬から7月上旬にかけて開催されるWebペネトレーションとマルウェア分析はもちろんだが、NSHC 社が力を入れるのは工場やインフラ等 ICS / SCADA ジャンルのトレーニングだ。銀行や発電所など、韓国は ICS / SCADA カテゴリへのサイバー攻撃の知見を多数有しており、ヨーロッパ、アフリカ、中東などでも ICS / SCADA 産業向けにトレーニングを実施した実績を持ち、日本でも早ければ 8 月には開講できるという。Webペネトレーションとマルウェア分析の講義は、それぞれ受講料 30 万円。CPE クレジット付与対象予定。要望があれば顧客の事業所での開催や、経営者向けのトレーニングも提供可能。●Scan編集長が英語でトレーニングを行う時代なお講義はすべて英語で行われるが、なにしろ本誌編集長 兼 株式会社トライコーダ代表取締役社長 上野宣が英語でセミナー講師を務めてしまう時代である。技術用語のほとんどは共通しており、個別の質問は日本語でも受け付ける他、講義中に教室内をサブ講師が回ってアシストを行うため、付いていくことは難しくない(ある英語に弱い受講者の言)という。ルイス氏の本誌読者へのメッセージのひとつは「英語を怖がるな」。カリキュラムの詳細やお申込みはこちらhttps://techorus-security.com/academy/
[Security Days Spring 2017 インタビュー] 自社SIRTで培ったノウハウをソリューション導入からMSSまでワンストップに提供(NHN テコラス)2017.3.1 Wed 11:00